ソケットが接続されていませんとは?
PC(Windows)とiPadを接続しようとした時、時折、「サーバーの接続で問題が起きました。ソケットが接続されていません。」とエラーが出ることがあります。
ソケットとは
PC、スマートフォン、iPadなど、それぞれのデパイスに異なったIPアドレスがあります。またデパイスは1つのIPアドレスで、同時にいくつもの通信が可能です。例えばPCでファイル転送しながら、メールの閲覧も可能です。
これは、ボート番号があるからで、デパイス内のプロセス・接続を識別するためにポート番号があります。IPアドレスが住所ならば、ポートは扉と言われます。
IPアドレス+ポートをソケットと呼び、IPアドレスの後にボート番号が付きます。
IPアドレスが「198.123.12.12」で、電子メールのポート番号が「24」とすると、IPアドレスは「198.123.12.12:24」となり通信が行われます。
ソケットが接続されていませんの対処法
- IPアドレスの確認
- iPadを再起動
- 両方のデパイス()iPadとPC)を再起動
1.IPアドレスの確認
まずIPアドレスを確認します。それぞれのデパイスは、空いているIPアドレスに自動的に振り分けられます。(動的IPアドレスの場合)IPアドレスは結構な頻度で変わり、その都度接続先のIPアドレスを変更しなければなりません。
IPアドレスは固定することも可能です。
IPアドレスの確認方法
IPアドレスの確認方法は下のリンクの「IPアドレスを調べる」をご参考ください。
2.iPadの再起動
PC(Windows)とAndroidは接続が切れることは、上記のIPアドレスが変わった時以外に殆どありませんが、PC(Windows)とiPadの場合は結構な頻度で接続が切れ、繋がりにくくなることがあります。
その場合、iPadの再起動で繋がるようになることも多いです。一旦iPadの電源を切って再度iPadの電源を入れます。
3.両方のデパイスを再起動する
iPadとPC、両方を再起動します。上記で繋がらない場合は両方のデパイスの電源を一旦切り、再度電源を入れます。
iPadとPC(Windows)を繋いだ場合、AndroidとPC(Windows)を繋いだ時に比べ、ファイルの転送速度は遅く感じ、接続が途切れることも多いです。
本来ならばiPadとPC(Windows)を直接繋ぐよりも、WindowsとiPad両方で利用できるアプリOneDriveをインストールし。OneDriveでファイル転送した方が接続が安定しています。OneDriveは無料で5GBなので利用しにくいかもしれません。
Send Anywhere でファイルを転送する方法もあります。