ウィッチャー
ポーランドのCD PROJEKT REDが開発したゲームで、2015年にPC版、PlayStation 4版、Xbox One版が発売されました。
現在3作目が発売されており、前作を知らなくても楽しめる内容にはなっていますが、やはり謎の部分もあるようなので、前作について記載しておきます。
ストーリー・エンディングについて
ストーリーは様々に分岐し、エンディングは1つではありません。
プレイヤーの選択により物語はさまざまに分岐し、プレイヤーの行動が世界に影響を与え、メインストーリーも変化していく。
原作
ポーランドの作家アンドレイ・サプコフスキ氏のファンタジー小説「魔法剣士ゲラルト」が原作です。
ウィッチャーとは
ウイッチャーとは魔物退治の専門家であり、魔物や怪物と戦うために、幼い頃から修行や薬品によって肉体を異変させ、様々な試練を乗り越えた者をウイッチャーと呼びます。人間からも嫌われています。
ウイッチャーである「リヴィアのゲラルト」は、またの名を「白狼」といい、このゲームの主人公です。
ウィッチャー1
1270年5月 ゲラルトが現れる
物語は1270年5月、死亡したはずのリヴィアのゲラルトが、ケィア・モルヘンに現れるところから始まります。
- この時のゲラルトは記憶を失っており、ワイルドハントに追われていた。
- 女魔術師トリス・メリゴールドにより命を救われる。
ケィア・モルヘンの城砦 | 狼流派ウィッチャーの拠点 |
リヴィア | 北方諸国の1つ |
サラマンドラの襲撃
- ケィア・モルヘンが“サラマンドラに襲撃される。
- アザル・ジャブドとプロフェッサーは、ウィッチャーの人体変異に関する秘法を盗む。
サラマンドラ | 犯罪集団 |
アザル・ジャブドとプロフェッサー | サラマンドラの人物 |
サラマンドラを追う
- ウイッチャーやゲルラドは、若きウイッチャーらの命を奪ったサラマンドラを追う。
6月 テメリア王国の首都ヴィジマ
- テメリア王国の首都ヴィジマに辿り着く。
- 怪物退治の依頼を受けながら、情報を得る。
テメリア王国で知り合う人・非人間族
トリス・メリゴールド | 女魔術師 |
シャニ | 女医見習い |
ザラー | テメリア情報機関長官 |
スコイア=テル | 人間による抑圧に抵抗するため組織された非人間族のゲリラ集団 |
ヤエヴィン | スコイア=テルの部隊長 |
炎の薔薇の騎士団 | テメリアの宗教騎士団 |
ジーグフリード | 炎の薔薇の騎士団の一員 |
7月
- ゲラルドはアザル・ジャブド(サラマンドラ)に襲撃され、トリスの看護を受ける。
- 女魔術師会や商人ギルドの代表たちと協力関係を築く。
- サラマンドラの基盤を崩壊し、プロフェッサーを倒す。
テメリア国王フォルテストの娘アダ
テメリア国王フォルテストの娘アダがサラマンドラと繋がっていたことを知ったゲルラトはアダから命を狙われる。
- トリスは魔法でゲルラトをマーキー・ウォーターズに逃がす。
8月 マーキー・ウォーターズ
スコイア=テルとそれを追跡している炎の薔薇の騎士団との衝突に巻き込まれる。
- スコイア=テルか炎の薔薇の騎士団、どちらを支持するのか
首都ヴィジマへ戻る
ウィジマは大混乱で炎に包まれていた。
- スコイア=テルと炎の薔薇の騎士団の衝突し、怪物ストリガが徘徊している。
アダ王女 | アダ王女の母親に嫉妬をいだいた者の呪いにより、アダ王女は怪物ストリガの姿で生まれた。 |
ケィア・モルヘンの秘法
- ウィッチャーの秘法を奪ったサラマンドラを追い、アザル・ジャブドを倒す。
- サラマンドラは崩壊する。
9月 炎の薔薇の騎士団 団長
サラマンドラを背後ついていたのは、炎の薔薇の騎士団 団長だった。団長は人体変異の秘法を使い無敵の軍隊を築き上げようとしていた。
- 団長を倒し、ウィッチャーの秘法を取り戻す。
称賛
ゲラルトの働きは、テメリア国王フォルテストに称賛される。
- フォルテストを命を狙う暗殺者が現れる。
- 暗殺計画の全容が明らかになるまで、フォルテストの警護を務める。
ウィッチャー2
1271年4月 フォルテスト王暗殺
フォルテスト王の側近としてゲラルトとトリス・メリゴールドは反乱軍を鎮圧していた。
- ラ・ヴァレッテ城の包囲作戦に参加する。
- フォルテスト王が暗殺される。
王殺しの汚名
- 暗殺者が逃走し、駆け寄ったゲラルトが暗殺者であると投獄される。
- 特殊部隊ロッシュは真犯人を見つけることを条件に、ゲルラドを脱獄させる。
ヴァーノン・ロッシュ | フォルテスト王直属の特殊部隊「刺青隊」の部隊長 |
ゲラルトの記憶の復活
1270年5月以前の記憶を断片的に思い出す。
- リヴィアでの人間と非人間との衝突で、イェネファーという女性と共に命を落とす直前に灰色の髪の少女に救われた記憶。
フロットサム
- ブロットサムの防衛司令官ロレドの反感をかう。
- スコイア=テルと刺青隊の争いに巻き込まれる。
吟遊詩人ダンディリオン | ゲラルトの旧友 |
ドワーフのゾルタン | ゲラルトの旧友 |
ゲラルトの記憶の復活
- ゲラルトとイェネファーをリヴィアの暴動から助け出したのは、シリという少女。
- シリはゲラルトとイェネファーと謎の島に連れて行かれた後、姿を消した。
- イェネファーはワイルドハントに連れ去られた。
レソ
暗殺者はレソであり、レソは過去にゲルラドと強力関係があった者だが、ゲルラドの記憶にはなかった。
- レソはトリスを狙っていた。トリスの元へ行くが既に誘拐されていた。
レソ | ウイッチャー、フォルテスト王を暗殺 |
ポンタ―谷
- ヴァーノン・ロッシュかイオルヴェス(選択による)と共に、ポンタ―谷へ行く。
- ケイドウェア国王ヘンセルトとサスキア率いる反乱軍の戦争が行わていた。
ヴァーノン・ロッシュ | フォルテスト王直属の特殊部隊「刺青隊」の部隊長 |
イオルヴェス | スコイア=テルのリーダー、エルフ |
サスキア | エイダーンの乙女、ドラゴンスレイヤー |
女魔術会
ヘンセルト王の元へ暗殺者が現れるが、ゲラルトは暗殺者を退ける。
- 王殺しの暗殺者は女魔術師会の協力を得ていることを知る
ゲラルトの記憶の復活
イェネファーを救い出すために、ワイルドハントを追って世界各地を旅していた。
ゲルラトはレソの命を救っており、レソと協力してワイルドハントを追跡していた。
ワイルドハント | 馬に乗った幽鬼のような一団で謎。ウィッチャー2では「魔軍の騎行」と翻訳されている。 |
王殺しの黒幕
ロック・ムインの遺跡で、北方諸国の王とニルフガード帝国、魔術師たちによる会合が行われる。
- トリスを助け出し、レソを見つけ出す。
- 暗殺者を雇い北方諸国の王を暗殺したのはニルフガード帝国であった。
ゲラルトの記憶の復活
- ゲルラトとレソはワイルドハントの王の元へ辿り着き、イェネファーを見つける。
- ゲルラトはイェネファーの解放を引換に、自らの身をワイルドハントに差し出す。
- ゲルラトはワイルドハントの一員となる。
- 記憶を失い、1270年5月ケィア・モルヘンに姿を現す。
ニルフガード帝国の宣戦を布告
- ニルフガード帝国は北方諸国に対し宣戦を布告する。
ウィッチャー3 ワイルドハント
ニルフガード帝国との戦争で、北方諸国は軍隊が大地を嵐、怪物たちが昼夜問わず街の外を闊歩していた。完全に記憶を取り戻したリヴィアのゲラルトは、イェネファーを捜して旅に出る。
用語
北方諸国 | リヴィア、テメリア、エイダーン、ケイドウェン、レダニア、シントラ、コヴィリ、ポヴィス、ライリア |
ニルフガード | 大陸南部に位置する帝国。北方諸国を支配下に置こうとしている |
非人間族 | エルフ、ドワーフ、ハーフリングなど |